第1章 【錬金の女神】カルナ・エルストーレア

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僕「結局彼女って何の話?」 「私の話です。」 僕「いやそれはわかるのだけども。」 母親は何故この明らかなる不審者を家に招き入れたのだろうか。確認もせず彼女ってだけで家に入れたのなら我が家のセキュリティがすごく心配になる。 とりあえず面倒になりそうなので母親を退出させ、 何故家に来たのかを聞いてみた。 僕「で、結局彼女とは?」 「あれはその場しのぎの出任せです。」 うん、やっぱそうだよね。そんなもんだよね。 僕「んじゃ本当の目的って何?」 「私女神なのですが、─」 僕「君、頭大丈夫?」 「無論です。」 いや本当に大丈夫かこの人。自分で自分のこと女神とか言い始めたのだが。だいたい自分のこと神とか言い始める人って少々マズイ感じするよね。それらのことをふまえて考えられる対応はただ1つ─ 僕「お引き取り願おうか。」 「私まだ何も目的話してないのですが。」 僕「こうい時ってさ、どうせろくなことないじゃないですか。」 「いやまぁそうかもですがもう少し何かありません?普通。」 僕「(ヾノ・ω・`)ナイナイ」 「話ぐらいは聞いてくれません?」 僕「お引き取り願います。」 「せめて名乗らせてください。」 僕「嫌です。」
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