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僕「錬金術って具体的に何するの?」
カルナ「本来の用途は昔錬金術師と呼ばれた人達が様々な物から、希少な黄金を作り出す為に使っていた術、というか技術です。」
僕「すごいことを考えるんだなぁ・・・」
確かにそんな話を聞いたことはある。金を作り出すなんてすごいことを考えるものだ。
僕「じゃあ(自称)女神様も錬金術が使えるのですか?」
カルナ「使えなかったら【錬金の女神】なんて名乗りませんよ(笑)」
僕「ふむ、一回見てみたいです」
カルナ「ちなみに私は金を錬金で作ることはできません。」
じゃあ錬「金」術ではないのでは・・・?
カルナ「その代わり女神を創れます。」
僕「・・・はい?」
女神を創るとはいったい何なのか。え?女神を生み出すってこと!?本当に!?
カルナ「私の能力は錬神術とでも言いますかね?」
僕「いや知りませんよ。」
何この人本当に大丈夫!?
神様が神様を錬金・・・錬神って初めて聞いたんだけど!!
僕「じゃあその錬金術を見せてもらおうか・・・!」
あ、今なんか上から目線になった気がする
カルナ「ええ、勿論。もともとそのつもりで来たわけですし。」
カルナ「見してあげましょう。」
─その時の(自称)女神様は、まるで本当の女神の様な優しい笑みで、神々しさを纏って、なんで今まで女神だと信じなかったのかわからないくらいだった。
「女神の錬金術、を。」
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