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ある日の昼休み前、メール、あの公園にいるから来い。
暑い、昼、それでも木陰となる、この公園は、いこいの場、階段の上から彼女を探す。
謝らなきゃ。
大きく手を振る彼女。
ベンチではない、花壇の階段状のブロックにいた。
「この間はごめん、何?」
「はいこれ」
俺の好きなアボカドとエビ、生ハムのサンドイッチ。
「ありがと、わざわざ?」
まあねと言う。
温かいソイスープ。暑くても、季節の変わり目体壊さないでと言われた。
ドキン、なんか、めちゃくちゃいい、嫁にほしい。
「あのさ、美羽は付き合ってる人っているの?」
「いないよ」
「ほんとに?」
「しつこいな」
「あのさ、俺と付き合って!」
意を決していってみた。
「付き合ってんじゃないの?」
へ?そうなの?
顔真っ赤にして横を見ながら言う美羽。
なんかうれしかった、チュッ
「アボカドの味―」
「マヨネーズだろ」
出会ってから二度目の季節は秋、でもまだまだ暑い
俺達はラブラブ・・・かな?
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