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一方その頃、魔族のピロたちは献身的なアヌラティを倒し、1枚の手紙を手に入れていた。
それが・・・ルドラの書いた偽の手紙である事に気がつかなかった。
棄てウダス神殿から外に出ると、烏の大群のように龍族が羽を広げて飛び立つ姿が見えた。
これだけの龍の大群を見るのは初めてである・・・。
「何かあったのかしら・・・?」
何か不吉な予感がする。
ピロは無事にミッションを終えて、ホッとしていた所だった。
早く魔界に帰還したい・・・そう少し急いでいたのである。
すると体が急に浮き、眩く輝きはじめた・・・。
ベリトラの力の暴走がまた始まったのである。
次の瞬間、彼女の意識は途切れた・・・。
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