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ブヘマはこのディーヴァたちの戦い方が好きだった。
龍族には無い感覚である。
お互いを信じて、戦いながらも身を寄せ合う。
信じ合い、お互いを認め合っているからこそ、このような戦い方になるのだと思った。
数日しか一緒にいないのに・・・。
ブヘマは、なぜが心が熱くなるのだ。
かつて、ティアマトとルドラは共に戦い、共に信頼し合っていた。
ティアマトがシエルの遺物を手に入れるまで・・・このディーヴァたちのように愛し合っていたような気がした。
「どうした?ブヘマ」
風香がブヘマの顔を覗き込む・・・。
変な顔になっていたのかと慌てて毛繕いをした。
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