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今は心に閉まっておこう・・・。
ブヘマは決心した。
すべては、幽閉された暴風のルドラの為なのだ・・・。
グリバース一行は、その後も順調に匠人ダルシミムを倒し、ようやく目的地であるグランド メタラジスト ドビルカムの前に立っていた。
風香が突然ブヘマに土下座をして頼みこんだ。
「頼む!ルドラ弓貸してくれないか?」
「しかし、これはティアマト様の配下に返すつもりなのでは・・・?」
「無理なんだよ・・・この弓じゃ・・・」
風香はボロボロになったルーインエンシェントゴットロングボウを見せた。
弦が切れそうになっている。
難しい顔をしていたブヘマだったが、風香を信じてもいいのかなぁと思った。
「じゃあ少しだけですよ・・・」
そういってブヘマは首に着けていたネックレスを外して、祈った。
空中に弓が光輝き浮いている。
ヒーロの弓の繊細な美しいラインが見えた。
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