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リシュリジュースを飲みながら、ねねこは自分の考えを伝えた。
「シューゴ族が何か秘密を知ってるんじゃないかな?龍族はたぶん随分前から、
首都に潜入していたんだよ。風香があの部屋に迷い込まなければ、全ては露見されなかった訳でしょ?」
「でも、逆にこうは考えられませんか?」
今度はみつはが推測する。
「龍族が侵攻するためにディーヴァの力が必要になった・・・。利用するのに丁度良かったとか・・・。」
「さながら可愛い推理探偵ですね。」
まんぷくがニコっと笑った。
「あたし達、まんぷくさんの笑顔を見てたら何時間でも飲めるわよ!」
「無論・・・支払いのためですよね。」
まんぷくが透かさず答えた。
「ごちそう様です~。」
二人のディーヴァは、とてもハキハキと元気よく返事をした。
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