七、運命

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 リシュリジュースを飲みながら、ねねこは自分の考えを伝えた。 「シューゴ族が何か秘密を知ってるんじゃないかな?龍族はたぶん随分前から、 首都に潜入していたんだよ。風香があの部屋に迷い込まなければ、全ては露見されなかった訳でしょ?」 「でも、逆にこうは考えられませんか?」  今度はみつはが推測する。 「龍族が侵攻するためにディーヴァの力が必要になった・・・。利用するのに丁度良かったとか・・・。」 「さながら可愛い推理探偵ですね。」  まんぷくがニコっと笑った。 「あたし達、まんぷくさんの笑顔を見てたら何時間でも飲めるわよ!」 「無論・・・支払いのためですよね。」  まんぷくが透かさず答えた。 「ごちそう様です~。」  二人のディーヴァは、とてもハキハキと元気よく返事をした。
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