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新たなる世界 後編
光合成をする原理はこんなものだった。
なんと光エネルギーの強い緑以外の光を体内に取り込み、化学反応を起こすことにより、
体を動かすエネルギーにするのだ。
つまり、光を利用するということだ。
しかし、このころの世界は腐敗していた。
何しろ生きることが最優先だったため、
娯楽が世界からなくなっていた。
その為人々の神経は狂い始めていた。
「生きる」それだけが大切になっていた。
一種の伝染病だったのかもしれない。
さらに研究は進み手の平を太陽に向ける体勢が最も効率的なことがわかった。
細胞を作る技術を応用し、腕を何本も作り
人々は生きていた。
さらに地中にも栄養があることが分かり、
足を土に入れ、生活した。つまり、動かないのだ。ただただ立っているだけ。
なぜなら「生きる」ことが最も大切だからである。
10年もすると目や口が退化してなくなり、
腕は細くなり枝になり、足は細くなり根となったのだ。
一億年後地球に恐竜が誕生し、さらに月日は流れ人類が再び生まれた。
2×××年は今の人類にとってとても昔のことだったのだ。
このことも知らず今日もひとびとは生活している。
西川
「緑は大切にするべきだわ!だって花や木があると落ち着くじゃない」
安藤
「確かに分かるよ。でも今は勉強だよ!
僕は将来医学を発達させたいんだ!
例えば人類を小さくしちゃうような
薬とかね…」
西川
「私は植物みたいになりたいな…」
教訓
緑は大切にするべきだ。
なぜなら先代の人類の子孫なのだから。
勉強だけしているといつかは
生きる目的を失う。
だから時には遊ぶことも大切に!
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