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・・・・・エ?
「エエ――――――――――――!!」
すでに夜にドップリと浸かった午後22時過ぎ、閑静な住宅地に私の悲鳴が響き渡った。比喩でも何でもなく、本当に響き渡った。近所の犬たちが、一斉に吠えているのがその証拠だ。階下からも、心配した母の声が聞こえている。
が、今の私は、その声に応える余裕はない。
メール不精の彼からのメール。そのメールにはたった1行。
―――オレ、好きな子できたから、別れてくれ。―――
何度見ても、何語に翻訳しても、片目で読んでも何も変わらない。
さすがに、鈍感な私にでも分かる。
つまり、「フ・ラ・レ・タ」のだ。
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