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(ダダダダ…ドカッ!!ドスーン!!ピピピピピピピピピピピピピピ!!)
時は2018年5月6日の午後1時過ぎのことでありました。
場所は、東京郊外にあります陸上競技場にて…
この日は、大学アメフトの東西の強豪校同士の定期試合が開催されていました。
事件は、試合開始早々に発生したのでありました。
赤色のユニフォームの大日本帝国大学(以下大帝大)のクォーターバックの選手の男が青色のユニフォームの近畿地方の強豪校の相手選手に強烈なタックルを加えたので、レフリーが笛を鳴らして警告をしました。
しかし、クォーターバックの選手の男は、2度目も反則をして、レフリーから警告を受けましたが、3度目の時に選手の男がぶつかって来た選手に対して隠し持っていた刃渡りの鋭いナイフで心臓を刺して殺してしまったのでありました。
クォーターバックの選手の男は、ナイフを振り回して暴れた末に相手チームの選手数人に大けがを負わせてしまったのでありました。
クォーターバックの選手の男は、殺人と殺人未遂の現行犯で警視庁に逮捕されました。
クォーターバックの選手の男は、ケーサツからの取り調べに対して『監督や(メガネの男)のコーチたちからのパワハラを受けた…殺人事件を起こして大学をやめるつもりでいた…』と供述していました。
それから23日後に、東日本学生アメフト連盟は大帝大アメフト部に対してチームごと除名処分を受けました。
監督が容疑者の選手の男に相手チームの選手を殺してこいと指示したことが学生連盟から認定されたために、問題の監督も逮捕されました。
メガネのコーチの男は、大学から無期限キンシン処分を命ぜられたので、大学へ行くことができなくなりました。
メガネのコーチの男こと葛田奨(かつらだつとむ・33歳)は、4つ年上の妻・とし子(37歳・専業主婦)と一緒に東京郊外の公団住宅にて生活をしていましたが、今回の一件で大学の職員の仕事がイヤになってしまったようでありました。
妻のとし子は、奨から『アメフトのことが大事だ!!と口出しをしてくるな!!』と言われて言葉による暴力をふるわれてしまったことを苦にして、出身地の愛媛県に逃げてしまったのでありました。
奨は、大学からキンシン処分を喰らった日の夜、どぎつい酒を浴びるようにのんでメイテイ状態におちいってしまったのと同時に無気力になってしまったのでありました。
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