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俺は問う。
「そんな事はどうだっていい!!それより、聞いてほしい事があるんだ!」
「…何?出来るだけ手短にしろよ」
「あぁ!!」
山崎は人の良い笑顔で笑い、俺の両手をしっかりと握り締めて、その言葉を言い放った。
「好きだ!だから結婚しよう!!」
「は…?」
山崎は強張った顔でまた笑った。
*
「あの、まず質問が幾つかあるんだけど、良い?」
「あぁ!いいぞ!!」
その言葉に、俺は小さく吐息を漏らす。
「一つ目、男同士では結婚できません」
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