221人が本棚に入れています
本棚に追加
「君が人間を殺してしまうのは血絶ちが長いからだ。血絶ちを止めれば解決する」
…そんなこと…無理だ…。
万が一殺してしまったら…?
出来ない…出来ない…。
「…毎日僕の血をあげる。だから僕と……暴走、か…」
こいつの命令を何故俺が聞くのかはわからない。
でもそれすら打ち破る…暴走__
「逃げ…ろ…」
今すぐに…逃げてくれ…っ…!
「大丈夫だよ、夾弥…もう誰も殺させないから…」
俺は男に飛びかかる。
__瞳から涙が溢れた。
最初のコメントを投稿しよう!