九、聖戦

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五人は顔を見合わせた。  風香が砕いたルドラ弓は、それで良かったのではないかと・・・。  万が一風香が無事にルドラ弓を船長に届けていたとしたら、それが合図となり龍族が攻め込んで来たのでは無いかと推測した。  みつはが叫んだ!  「かなさん!これは罠なんじゃないんですか」  ねねこも心配そうな顔で、かなちんを見つめた。  「首都に居てもどうしようもないわね。私たちも行きましょうか! 龍界インギスオン要塞へ・・・」  こうして彼女たちは、キンパリーナ達パーティーと合流する事になる。  これが、聖戦へ繋がるとは誰も想像していなかった・・・。
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