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「朱里」
「ん?」
私の名前を呼ぶたっくんに、その綺麗な顔を見上げるとスッと差し出された手。
私は自然とその手に自分の手を重ねていた。
「俺に一生溺愛されちゃう覚悟はできていますか?」
甘く響く、その言葉に笑みが溢れた。
「はい、もちろんできてます」
「じゃあ、先に二人だけで誓いのキスしよ」
耳元に落とされた言葉に、小さく頷いて。この幸せが永遠に続くようにと祈りながらキスをした。
「朱里、幸せ?」
「うん。世界一…ううん、宇宙一幸せ!」
私は幸せの道を歩いて行く。
かっこよくて優しくて、今日も私を溺愛してくれる大好きなたっくんと共に。
ーfinー
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