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無視したのは俺だし今更連絡取る勇気もないし。
「哉もヤキモチ妬くほど好きになれる人出来て良かったね。」
「は?」
俺は、ヤキモチを、妬いていたのか?
え、いやいやないない!!!!無いって、無い、よな?
……悲しかった、んだと思う。俺のなのに、って思ったんだと思う。
「……これヤキモチか!?」
「無自覚!?」
「え、嘘でしょ、どうしよう!?」
「どうしようって……とりあえず課長に連絡しなよー、花明日絶対絡まれるーやだーめんどくさいー」
「……なんて言えばいいかわかんない。」
「そんなの花も分かんないよー。」
「Jealousyはどう消化すればいい!?」
「あーもう!!課長に言えばいいでしょ!?気にしないが出来るほど人間できてませんって!!」
「わかったそうする」
もう、自分で考えるとかできない。だって多分今、好きが沢山で、一季さんのこと誰にも渡したくなくて、結局好きになっちゃって、まだお互い知らないこと沢山あるのに、でも、言葉じゃ表せないくらい、ハマっちゃったんだ。
可愛いだけで俺を好きになる人は沢山いたけど、一季さんはなんか違うんだ。
【今すぐお前ん家にお前かっさらいにいく】
「はなぁあぁ!?どうしよう俺拉致監禁されるかもしれない!!!」
「おっと!?それまた美味しいシチュですね!?1週間したら助けに行くね!!」
花のバカ!!!
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