第4話:しっとってこわい。

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無視したのは俺だし今更連絡取る勇気もないし。 「哉もヤキモチ妬くほど好きになれる人出来て良かったね。」 「は?」 俺は、ヤキモチを、妬いていたのか? え、いやいやないない!!!!無いって、無い、よな? ……悲しかった、んだと思う。俺のなのに、って思ったんだと思う。 「……これヤキモチか!?」 「無自覚!?」 「え、嘘でしょ、どうしよう!?」 「どうしようって……とりあえず課長に連絡しなよー、花明日絶対絡まれるーやだーめんどくさいー」 「……なんて言えばいいかわかんない。」 「そんなの花も分かんないよー。」 「Jealousyはどう消化すればいい!?」 「あーもう!!課長に言えばいいでしょ!?気にしないが出来るほど人間できてませんって!!」 「わかったそうする」 もう、自分で考えるとかできない。だって多分今、好きが沢山で、一季さんのこと誰にも渡したくなくて、結局好きになっちゃって、まだお互い知らないこと沢山あるのに、でも、言葉じゃ表せないくらい、ハマっちゃったんだ。 可愛いだけで俺を好きになる人は沢山いたけど、一季さんはなんか違うんだ。 【今すぐお前ん家にお前かっさらいにいく】 「はなぁあぁ!?どうしよう俺拉致監禁されるかもしれない!!!」 「おっと!?それまた美味しいシチュですね!?1週間したら助けに行くね!!」 花のバカ!!!
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