海とまどか

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母たちの中では、まだ、まどかは守られる存在だ。でも、まどか本人はその事に不満を抱き始めている。そのことに私は薄々気付き始めていたが、大人しいまどかのことだ、表面化するのはまだ先のことだろう。 私はそう思っていた。 その日の昼食の時までは。
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