継ぐもの

あとがき

初めましての方には初めまして。
そして、ご無沙汰してしまいました方には本当にご無沙汰しております。
この１年、全くここで書く事をしなかった私は前回の女詩会に背を向け、ただひたすらに現実と戦っておりました。
子供が所属していたチームの保護者会長にまかり間違えてなってしまったもので、性分と合わない事は心底難しい。監督と打ち合わせ、各方面への連絡。変更があれば変更連絡。普段の事務的な事に慣れた頃、全国大会の手配。バスや宿泊、それに伴う各自出費計算、お礼やら何やら細かい事も多く、スムーズにいかない事が多かった。そこに加えて各関係者の考え方の違いから始まる諸問題。それをまとめてこその会長なのでしょうが、完全に力不足でした。職場にも謝り、チームにも謝り続けた1年間。手が回らなくなった家事に何も出来ない奴だと罵られる家の中。他人が怖くなりました。自分なんて消えてしまえばいいとも思いました。それでも子供の頑張る姿は見ていたいんですね。それで乗り切った1年間。
ここで知りあえた方々に一言も伝えず消えていた礼儀知らずの私なので、ここにも戻れないと思ってましたが、美月さんの変わらない優しいお誘いに居てもいいの？と、厚顔無恥さを発揮する事にしました。
美月さん、心から感謝です。
自作品に関しましてはもはや何か言える出来ではありませんので割愛させて頂きますね。
許されるならば、ここから宮下窓香再出発とさせて頂けたらと。そう願っております。