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ティアマランタには、五龍帝の中で最後に覚醒した‘力への渇望と怒り‘が一番強い、戦闘での血と殺戮、破壊を好む第五龍帝 ティアマトが居る。今までのドラカンを倒すミッションとは比較にならないほど、それは血生臭い、過酷なミッションであった。
「しかも厄介な事がもう一つある。」
突然、グラナダが真横を向いた。
「‘シエルの遺物‘という秘宝を知っているか?」
「‘シエルの秘宝‘?」
シエル神とは、時間を象徴する神であり性格は高貴で純粋である。
古代アイオンの塔が崩壊時、結界内で龍族が狂乱の破壊を始めるのを見て、自身の失敗を悟ったシエルは、塔の崩壊を前にして打ちひしがれ、すべての生命と力を持って結界とアイオンの塔の完全崩壊を防いだ。現在は、すべてのエネルギーが尽きて完全に消滅している状態である。
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