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立花は加藤と別れ下駄箱へ向かった、加藤は部活があるのだ。
外を見ると雨が降っていた。
(ちぇっ、もう梅雨だなあ)
そんな立花がふと横を見ると、優子が困った顔をして立ちすくんでいたのだ。
(あれー、優子ちゃんどうしたんだろ。もしかして傘持ってないのか?)
ドキドキ、立花は考える、今持っている折り畳み傘をさしだせば会話ができらんじゃ。ひょっとしてそれを通り越して相合い傘なんかも。
(いやあ、それはないだろう)
(いやしかし、傘を貸すくらいならば)
(う?ん)
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