ないものがたり =夏臥師家ふしぎ恋愛譚帳=

人と人ならざる者達の、儚い恋、短い逢瀬と、少しの不思議の物語。舞台は昭和~令和の日本、四季ごとのオムニバス+後日譚です。

芳野沙衣@リハビリ中

6時間30分 (233,848文字)
いつも応援有難うございます。お蔭様で完結いたしました。☆特典を追加しました。皆様にとって幸せな季節を迎えられますように。

211 2.1万

あらすじ

すべて、すべて、今は昔の、恋物語。 恋した相手は人でなかったり。 人ではないのに人に恋したり。 人と人とが恋をしても、 儘ならなかったり、消えてしまったり。 痛くて、切なくて、それでも甘く、優しい。

シリーズタグ

感想・レビュー 6

オムニバスだけでは終わらない

こちらの作品、切なくて苦しいカタオモイと春夏秋冬で彩られるオムニバスの物語では終わらないです。 春夏秋冬で分けられていた世界観の物語は、次の物語に繋がり、産んでいました。 作者様の繊細かつ精密に計算し
1件1件

恋した人は、人ですか?

恋心がたとえば赤い糸ならば、不思議に刻を超え人を超えて、結んだかと思えばほどけていきます。 そしてほどけた恋心の糸も、消えたりはしないのです。 風にただよい、いつしかやんわりと、抱きしめるみたいにくる
1件2件

四季が巡り空気が清澄です

格調高い文章、しかし肘張らずドキドキする美しい作品でした。長い時をかけて温められていただけのことはありました。この作品で幾つ新しい言葉や心の深さを知ったことでしょう。これからの二人(二組?)に幸あれと
2件3件
もっと見る