其ノ一
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広がる夜空は、いつしか鈍く霞がかっていた。その白い闇が、薄く薄く絹糸のように彼らの上に垂れてくる。 遠かった一本杉に着いた頃には、辺りは霧に囲まれ、前後左右も分からない有り様だった。 そして、喜助が見つけた灯りの元が、霧の中に浮かび上がっていた。
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