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「うん、じゃあ…」
サトルと別れた帰り道は、たまらない罪悪感が私の心をいっぱいにしていった。
キスされそうになっただけじゃん。
キスだよ?
キスなんて当たり前にすることでしょ?
自問自答を繰り返す。
結婚したら毎日だってするかもしれない。
しない方が変だよね?
なのに…出来なかった。
キスされそうだと思った瞬間、思わず避けるように顔を逸らしてしまった。
サトルは気付いてた?
酔ってたから気付いてない?
罪悪感にかられながらいろいろなことを考えているうちに、気がついたらもう、家へと着いてしまっていた。
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