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もしもし まんまるお月さま
わたしは、郷の ものでございます
郷へ 帰らせてもらいます
わたしは、そこから三日三晩かけて 下山した
三日三晩の 月の頃
お月さま 一緒に 下山して
わたしの 足元照してくれた
三日三晩の のち
わたしは、郷へと 帰ってきた
なんと、その後も
毎日のように
お月さま わたしに 会いに来てくれて
足元照して、おやすみなさい･･･
寝るまで、いっしょに いてくれた
わたしは 月の宮仕え
わたしは 月の宮いりに
わたしは 打ち水をして
お月さまを おむかえ します
毎晩 毎晩 おむかえします
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