1124人が本棚に入れています
本棚に追加
/418ページ
「だ、だって仲良しっぽかったじゃん」
「だって別に仲悪くねェし」
「なのに知らないの?トーヤのお家、知らないの?」
「何で俺に聞くんだよ」
「何でって、今ここにはハクしかいないからじゃん」
「本人に聞けよ」
「どうやって?」
「電話。してやる」
「いや良いよ良いから!そこまでしてくれなくて良いから!」
だからと言って、王子トーヤの事も語ろうとはしなかった。
「ねぇ。ハクは彼女いないの?」
「いなかったらなってくれんの?」
「…………」
最初のコメントを投稿しよう!