はーとぶれいく

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なんて積極的な人なんだろう!なんて感心は出来ない。 でも―――大丈夫だった。 「勝手に触ってんじゃねェよ」 伸びて来た手はあたしを掴むよりも先に、ハクによって阻まれた。 驚いたあまりに、のけ反り気味のあたし。 タバコを探そうとしてるんだろう、あっちこっちのポケットを(さぐ)ってるソウ。 そして、自分の腕をガッシリと掴むハク。 順に目を遣った彼は、やっぱり惚れ惚れしそうな笑顔を浮かべた。 「……何、お前のオンナなの?」 そして、むっちゃ笑顔のままハクの顔を覗き込む。
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