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「はああああ！」
続いて飴野は呪文を詠唱。
続々と水流を発生させまだ残る地域住民達を川へと投げてゆく。
「ちょっと、あなた達止めなさいよ！無関係の人間を巻き込んで心は傷まないの！？
こんな川でも場合によっては死ぬわよ！？」
「姉さんの仇を討つ為なら犠牲もやむ無し。」
「ちょ…私は組織の一員ですけど、あなたの姉は殺して無いですわ！
そこの眼鏡、ぼーっとして無いで友達を止めなさい！」
「ふむ、俺は男の娘魔法少女否定派だったが段々受け入れている。
もしかすると俺も男の娘なのでは…！？」
「ちょ…意味解らない自己分析初めてんじゃ無いわよ！
止めさせなさいよ！」
「ああ！？うるせぇな人の命を犠牲にする覚悟もねぇ癖に人間操ってんじゃねぇぞクソ女がぁ！！」
俺はキレた。
罰としてこの女には死んでもらう。慣れ親しんだナレ死の刑だ。
これ以降、一言の発言も許されず、大した描写もなくただ死ぬ。
それが俺の解説魔法の極致。
━降りしきる雨は酸性雨となり先輩の箒を見る見る内に溶かし、
上空50メートルの高さから落下し仙任先輩は息を引き取りました。
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