「夏の声」 : 本編のあと、夏休みに入った直後の四人の話

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 二人とも結構足速いなぁとか思いながらその背を見送りかけるけど、まあ俺たちも行かなくちゃいけないわけで。  太陽の下、ただでさえ暑いのに余計に暑くなることをやるなんて、本当に馬鹿でしかないのに。それでも結局俺たちは、その馬鹿なことを選んじゃうんだよなぁ。  なんてことを思いながら、俺は遠山に「行こう」と声をかける。 「夏の声」終
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