そんなところが嫌い

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僕なんて、すぐに捨てられる、そう言う不安が払拭された訳でも何でもないけれど、好きな人と恋人として居られるという甘美な誘惑に僕は耐えられなかった。 壮太は、ふわっと笑った後、「本当?」と聞いて、僕がうなずくと感極まったように抱きしめられた。 ◆ 「これ、半年記念のプレゼントだよ。裕に似合うと思うんだ。」 「まだ、僕に飽きてない?」 「多分、一生、裕に夢中だよ。」
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