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まあ、俺の好きは残念ながらLoveですがね。
「まあ、あんたになら、ケツ貸してもいい程度には愛してますよ?」
ニッコリ笑って俺が言うと、正木さんはパクパクしながら真っ赤になった。
そもそも、恋人と長続きしないのは、される告白片っ端から受けている所為もあるだろと分析している俺ですが、この人は男からの告白も受けてしまうのだろうか?
「お、俺、重いよ。付き合ってる人のためには何でもしたくなっちゃうし…。」
おずおずと正木さんに言われる。
「そーゆーとこ、かわいいと思うっすけどね。」
俺が返すと、正木さんは「大の男に、かわいいって!!」とうろたえていた。
◆
「とりあえず、天海がどんな感じの恋人が理想か教えて。」
「は?あんただよ、あんた。」
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