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──夏、私の人生においてあれ程馬鹿らしくも切ない日々は無いだろう
高校三年の夏、成績は中ぐらいスリーサイズは平均よりちょっとだけ勝ってる女
米澤宇美は親友の高根沢仁子の恋を成功させる作戦を実行する。その作戦とは彼氏になって欲しい男に近づかせまくって好きになって貰うとの何とも馬鹿らしい作戦だった。
彼氏に選んだのは前の家に住んでいて、相談役にしている富沢尚哉。
宇美はこの男を全く好きとは思って無かったので、
作戦は97%ぐらいで成功する!と思っていたのだが
何度も尚哉に会ってると、尚哉は幼き頃の思い出や
発言を思い出してしまい、次第に恋心を抱く様になってしまった。
果たして作戦はどうなってしまうのか……
ひと夏の遅すぎた青春が今始まるのかもしれなかった
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