第1幕 序章(1章) 補足説明一覧

2/5
8人が本棚に入れています
本棚に追加
/49ページ
                序章(1章)               『登場人物一覧』  高村 香澄……今作の主人公で、ワシントン大学で心理学を専攻する大学2年生。20歳。困っている人の力になりたいと願い、臨床心理士になるため日々勉学に励む。  また中学生の時からアメリカへ留学しているため、英語が堪能。真面目で優しい性格の女性で、学校内での評判も上々。  ただ勉強に励む日々を過ごしていたためか、若干世間知らずで小言癖がある。紅茶とパスタ、そしてフルーツの香りがするコスメ品が好き。息抜きする時には、自分で紅茶を入れて飲むことも多い。  マーガレット・ローズ……ワシントン大学で音楽理論を学ぶ大学2年生。20歳。香澄とは中学時代からの付き合いで、お互いに心から信頼し合っている。性格は香澄とは正反対で、勉強より遊びを重視するタイプ。小さいころからお芝居を習っているためか、自分のプロポーションに自信があると自負している。  おしゃれに興味があるためか、化粧品に詳しい。将来の夢は劇団員になることで、その演技力は高いと評判。愛称はメグ、マギー。  ジェニファー・ブラウン……ワシントン大学で心理学を専攻する大学1年生。19歳。礼儀正しい性格で、同じ心理学を学ぶ香澄とは仲が良い。コンサートでマーガレットと出会い、そこで彼女とも交流を深める。  大人しい性格だが、その場の空気に合わせるという、臨機応変さも兼ね備えている。将来の夢は香澄と同じく、心理職に就くこと。愛称はジェニー、ジェン。  フローラ・S・ハリソン……ワシントン大学で心理学の講義を担当する講師。41歳。ワシントン大学の卒業生で、同行の現職員。臨床心理士としても有名な女性で、大学構内ではカウンセラーとしても業務を受け持つ。また香澄のゼミ担当講師、ケビン・T・ハリソンの妻。  大学では良き講師でカウンセラーだが、自宅では良き母親としての顔を持つ。性格もしっかり者で温厚、かつ周りの人からの評判も良く、香澄が憧れる女性でもある。
/49ページ

最初のコメントを投稿しよう!