第2幕 10章 『補足説明一覧』

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『登場人物一覧(1-2)』  ジェニファー・ブラウン……ワシントン大学の心理学科に在籍する大学3年生。21歳。第1幕で香澄・マーガレットと協力して、トーマスの心のケアを行った女子大生。優しく大人しいだけでなく芯の強い性格は、親友の香澄・マーガレットをはじめ、ハリソン夫妻たちからも高く評価されている。将来の夢は香澄と同じ心理職に就くことだが、明確な目標はまだ持っていない。  そのため香澄やマーガレットほどではないがハリソン夫妻からの評価は高く、彼らの好感度も急上昇中。またワシントン大学の心理学の講義で知り合って以来の、香澄の親友でもある。そのため香澄から絶大な信頼を得ている、数少ない人物。  フローラ・S・ハリソン……ワシントン大学で心理学の講義を担当する職員で、現職 臨床心理士。43歳。性格は非常に温厚で冷静かつ優しい女性だが、息子のように可愛がっているトーマスのことになると、冷静さを失う一面を持つ。その理由として、自分たちに息子や娘がいないことが大きく関係している。  第1幕終了後、ジェニファーの新しいゼミ担当講師となる。そのため第2幕では、彼女と将来のことについて話す場面が出てくる。またジェニファーをはじめ、教え子の香澄・マーガレットからとも固い絆で結ばれている。  ケビン・T・ハリソン……ワシントン大学で外国語と英語を担当する教授。44歳。香澄たちにトーマスの心のケアを依頼する。とても気さくでユーモア溢れる性格が、生徒たちの間で人気を集める。  第1幕に引き続き、香澄のゼミ担当講師を務める。また香澄・マーガレットにとって、知人であると同時に恩師でもある。妻のフローラ同様に、香澄・マーガレット・ジェニファーとも固い絆で結ばれている。
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