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※三条優紀視点
「…というわけだ、理解したか?」
「あ、あぁ…」
詳しく説明されたわけではないがこれだけはなんとなく分かった。
俺のただの勘違いだったんだな。
飛鳥と話し合えばきっと今みたいに普通に話してくれていたのだろう。
もうそいつと会う気がなさそうでホッとした。
まさか飛鳥が怒っていた原因って俺の裸を撮られたからってなんだそれ…と呆れる。
男なのに男の裸撮られたくらいで減るもんじゃないだろ。
「俺、何度も言うけど女じゃないから上半身くらい平気だ」
「……ほぅ」
「いっ…!?」
いきなり飛鳥が俺の乳首を引っ張るから痛みで顔を歪める。
何するんだ!と飛鳥を睨むと飛鳥は慰めるように舐めてきた。
軽く吸って甘噛みされだんだん甘い痺れが全身を駆け巡る。
感じてるなんて思われたくなくて必死に声を押さえていたが奥を突かれたまらず声が漏れる。
そういえば飛鳥のがまだ入っていた事を思い出した……馴染みすぎて忘れていた。
自分で引き止めた事をまさか後悔するなんてと苦笑いする。
「こんなエロいもん撮られたんだぞ、もっと警戒しろよ」
「わかっ、分かったからぁっ!!もう触っ…んんっ!」
「優紀が可愛く嫉妬してくれたんだぞ?今夜は寝かせねぇからな」
「は、ちょっ…まっ!あぁぁっ!!!!」
止まっていた快楽を再び再開され、俺は飛鳥の背中に腕を回してしがみつく事しか出来なかった。
飛鳥の愛は甘く痺れて切なくなる。
俺は飛鳥の愛で満たされていくのが分かる。
唇を重ねて舌を絡み合わせる。
子供の恋しか知らなかったのに飛鳥に大人の恋を教わった。
今度はちゃんと疑う前に飛鳥に聞こうと思い、快楽に溺れた。
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