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「ところで飛鳥、俺が帰ってきた時何してたんだ?」
「…ん?あぁ、あれ?」
俺は疑問に思った事を口にした。
飛鳥は俺が帰った後、俺に気付かすスマホを見ていた。
あれはてっきりあの男からもらったメッセージかなにかを見ていたと思っていた…顔が緩んでいたし…
でも飛鳥の話からしたらSNSは知ってるみたいだったがそういう雰囲気はあり得ない気がした。
…ならいったいあれはなんだったんだと疑問に思った。
飛鳥は裸のまま起き上がりスマホを取り出し操作している。
そしてどや顔で俺に画面を見せて、俺は今すぐそのスマホを破壊したくなった。
艶かしい声が響く、耳を塞ぎたい…誰が好き好んで自分の喘ぎ声なんて聞きたいんだよ!
あの時のカメラ、いつの間にスマホに送ったんだよ。
今すぐ消せとスマホを奪おうとするが飛鳥に避けられる。
結果飛鳥の上に倒れ込んだ。
「…なんだ優紀、まだしたりねぇの?」
「もう無理だって!」
今度は俺が飛鳥から逃げる番でそんな茶番を夜明けまで続けた。
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