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寮の部屋に帰るとリビングに飛鳥がいた。
「もう終わったのか?早いな」
「…あぁ、まぁ後は自習だ」
飛鳥はニヤニヤ笑いながらそう言い、テーブルに頬杖ついてこちらを見ていた。
俺はリビングの端にカバンを置いた。
さっきメッセージではまだ終わるのに時間が掛かると送ってきた。
早めに切り上げたのか?なんでだ?
俺は部屋で予習をするぐらいしか言ってない………あ。
そういえば飛鳥、勉強会が決まった時…なにか言っていたような…
飛鳥はテーブルに置いていたノートを持ち俺に見えるように軽く振る。
「……ガキの勉強会は終わりだ、これから大人の勉強会しようぜ」
「ははっ……そんなにやりたかったのか、それ…」
本当に飛鳥のエロ脳はよく活発に働くな。
予習なら一人より二人の方がやりやすいとは思う。
……しかし、勉強の邪魔はするなよ。
それだけ飛鳥に言うと「まかせろ!」と良い笑顔で言った。
……物凄く不安だ。
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