第六話

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自室に戻り、口付けをしながらベッドに横になる。 飛鳥とそういう関係になってからほぼ毎日していたがしばらくそういう事も出来なくなるな。 飛鳥と触れている、飛鳥の温もり……ずっと感じていたい。 「…優紀」 「ん…?なんだ?」 「大丈夫だ」 心を読んだわけではないのに俺が考えている事が分かっているような答えを出す。 俺、そんなに分かりやすい顔してたのか?自分では分からなかった。 大丈夫だと慰めるように軽くくっつけるだけのキスをする。 離れていても、心が繋がっている…遠く離れていてもそれは変わらない。 腰を撫でられシャツを捲られると肌が露になる。 乳首にもキスされて熱い舌で撫でられるとぴくんと震えた。 「うっ、んんっ」 「すぐに敏感に反応するな、俺が調教したからだけど」 ちゅっと吸われるとピリッと快楽の電流が走る。 下半身が固さを増しズボンを押し上げて窮屈になる。 それを膝でグリグリと押して刺激を与える。 強弱を付けられ擦られるが直接触られていないからもどかしい。 しかしまだ俺の思うように触ってはくれないようだ。 乳首を軽く引っ張られて甘噛みされると甘い声が溢れる。 「はぁはぁ、飛鳥っ…あすかっ…もっ、それはいいって」 「いいだろ?会えない分堪能させろよ」 飛鳥が喋る度に息が掛かり、くすぐったい。 こりこりと指先で反対の乳首をこねられて息を荒げる。 その間にも下半身への刺激は止まらず、気持ちよさがとまらなくなる。
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