第二話

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俺が悪かった、土下座でも何でもするから……怖い。 河原が尻に触れて、ゆっくりと指を入れられた。 俺の精液で濡れているから狭いが引っかかりはなくスムーズに入っていく。 普段なにかを入れる場所ではないから、圧迫感が凄くて死んでしまうと震えた。 河原が俺のうなじに歯を立てるからビクッと感じた。 これ、性感帯ってやつか?…確かに首元は弱いけど… 痛い筈なのに、それを上回るほどの何かが押し寄せてくる。 「ここ、ビクビクしてるけどいいのか?」 「よくなっ、あぁっ!!」 なんだ、さっきまで河原に中を好き勝手に触られていたらある場所で電流が走ったような恐ろしいくらい強い快楽を感じた。 すがるものがないと、俺ごと持っていかれそうになる。 河原も感じたのかそこばかり触れてきて下着が精液で濡れるのが分かる。 ビクビクと変な感じが続いて可笑しくなりそうだった。 河原を止めようと腕を掴むが河原の動きをダイレクトに感じるだけに終わり手を離した。 河原が満足したら終わる、だからもう少し我慢すれば… シーツを掴み終わるのを待った。 「とろとろになったな、挿れていいか?」 「…はぁ、はぁ…なんで?」 「なんでって、したいから」 したいと言いつつ河原は無理矢理する気はないらしい。 ここまでしておいて、俺の同意が必要だと目で訴えていた。 流される事は簡単だ、後でいくらでも言い訳出来るからな。 でも同意だとそうではない、その行為を受け入れた事になる。 俺が、女みたいに挿れられる事を受け入れるなんて…俺が男ではなくなったかのように思ってしまう。
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