2018・05・30(水)

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前の晩の大喧嘩の後でもあり家の中にも暗雲垂れ込めていたから出勤しようかと思ったが、同僚や上司もゆっくり休養した方がいいと勧められたので休むことにした。精神的にも疲れて弱っていたせいもある。 娘も鼻風邪が治っていないようで欠席した。二日酔いで泥酔状態の夫、膀胱炎の私、鼻風邪の娘と澱んで濁って病んだ空気を各々揮発しながらそれぞれのベッドで転がっていた。 朝帰りの夫については存在を無視して娘と私でブランチを食べた。夕方になるまでベッドで動画を見たりうつらうつら寝ながら過ごした。 夫も午後に起きたようだがその後もリビングのソファに寝転んで寝たり起きたりしていたようだ。 夕方になりうたた寝から覚めた夫が爆発した。 「なんにもしねえんだな!大声で喚くのとトイレだけか!」 ポットのお湯が湧いていない事にキレたのだ。 「何もしないなら出てけ!この野郎!これ、片付けろ!」 そしてテーブルの上にあった口の空いたスナック菓子やら会社で貰ってきた誰かのお土産の菓子やら飴なんかを投げつけてきた。 言い返したら殴ってきそうな雰囲気だった。腹が立つより本能的に守りに入って耐えた。言い返すのは我慢したがもう限界だと思った。 昔は「出てけ!」と怒鳴られると言い返したりプチ家出をしていた。最近は「お前が出てけ!」と心の中だけで言い返したり、私自身も激昂している時は実際にも言い返した。でも最近は家出は馬鹿らしくてしなくなった。 でもこの日は出ていく事にした。とにかくこの狂牛から解放されたかった。
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