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祥悟は小首を傾げ、智也の顔をまじまじと見つめて
「おまえって、そういうのマメそうだし。きっとモテるよな」
少し流し目の上目遣いな視線。
祥悟のこういう目に、自分はすごく弱い。さっき官能に蕩けかけた祥悟の目は、いつもより潤んできらきらしている。
智也は微妙に目を逸らして首を竦めた。
「さあ?どうだろ」
智也のはぐらかしに、祥悟は何故かちぇっと舌打ちすると
「なあ? じゃ、もっとすごいテク教えてよ。ちくび……の舐め方とかさ」
年頃の少年らしく、乳首という言葉を少し照れたように言う祥悟が、きゅんきゅんするほど可愛い。
智也は目を逸らしたまま頷くと
「うん。じゃあ、そのまま手は外さずにね。胸、もっと突き出して」
祥悟は素直に手は後ろに組んだまま、胸をぐっと突き出した。
指先をそっと近づけて、ぷつんと慎ましやかな突起に、そっと触れる。
「ここ、優しく撫でて。指の腹で。さわさわって感じだよ。……どう?気持ちいい?」
「んっ……くすぐった……でも……ちょっとむずむず、する」
「下からこうしてみると、どう?」
智也は囁きながら、親指で尖りの下から擦りあげた。
祥悟はもじもじと上半身を揺すり、きゅっと眉を寄せる。
「……んん……それ、気持ち、いいかも……っんぅ」
大人しくなりかけていた淡い桜色の蕾が、指の刺激に徐々に色づいて、ぷくんっと突き出てきた。
ツンと上を向くそれは、すごく可愛いのに艶かしくて、思わず唇でじゅっと吸いつきたい衝動にかられてしまう。
ちらっと祥悟の表情を窺うと、目元をうっすらと染めて、すごく気持ちよさそうだ。
智也はもう一方の尖りにも手を伸ばした。今度は少し強めに指で摘んでみる。
「……っっ」
祥悟の平らな白い胸が波打った。さっきよりぎゅっと眉を寄せ、せつなげに睫毛を震わせている。
智也は、そっと視線を祥悟の下腹に落とす。ウエストにタオルを巻いて隠している祥悟のそこが、既に反応してタオルを押し上げているのが見えた。
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