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この訳の分からない返信を見て
「コイツ俺をおちょくりすぎだろ!」
携帯電話をベッドに投げつけた
投げつけた携帯電話は鈍い音と着信音が鳴った
すぐさま携帯電話の無事を確認してから着信元を見る
「は!?またコイツからかよ」
(我が国では年に一度王妃の髪の毛を煮込んだカラスケという食べ物をよく食べます。)
訳の分からない料理名と文化を言われ呆れた俺は幼稚園児に話しかけるように返信をした
(お嬢さん、君のおうちの気持ちの悪い文化を僕のtitterに報告しないでくれるかな?君の文化なんか誰も聞きたくないんだよ?それどころか君が生きてるって事も誰も知りたくないんだよ?君は生きなくていいんだよ)
このツイートを送ってからは返信が来なくなった。
「さすがにポテトサラダに言い過ぎたかな…」
俺はベッドで横になりながら
ポテトサラダからの返信かイイネスタンプを少しだけ待っていた。
あの日から2日経った朝
久しぶりに着信音が鳴った
朝はツイートしていないので着信音がなるはずない
「どっかの業者だろうな」
そんな独り言をいいながら携帯を開ける
(お久しぶりです。以前は失礼なツイート申し訳ございませんでした。実は龍二さんを試していたんです!龍二さんはその試験に合格しました。その試験とは煽りツイート試験です!我が国では龍二さんの世界でいうミサイルと煽りツイートが同レベルなんです!1回煽れば国一つ潰すことが出来ます。しかしその煽りも相手に刺さるような文章じゃないとダメージ力がないんです!我が国の兵士は9割が心優しき人間の為煽り攻撃が他の国より弱いんです!よければ我が国で煽り兵士として働きませんか?姫を憎きインスタ国から救ってもらえないでしょうか?龍二さんの力が必要なのです。あなたの人間とは思えない悪口で世界を救ってもらえませんか?)
このDMを見た俺はポテトサラダをブロックする事にした
「コイツ絶対精神おかしい奴だよ…」
ブロックボタンを思いっきり押した瞬間
携帯が爆発した
目の前が黒い煙で充満した
「!?」
辺りの黒い煙がスッキリ晴れた時
俺の部屋は無くなっていて
目の前には1人の金髪の綺麗な女性が立っていた
「こんばんは龍二さん。ポテトサラダです」
「あ…あぁ…」
俺は金髪美人のポテトサラダを見てコミュ障が発動してしまった
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