IF…二人のハロウィーン

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「っ…ぼ、僕、下手っぴでしたか…?」 黒目勝ちな双眸が揺れ、みるみる潤んでいく。俺は首を振った。 「いいや。お前のご奉仕は最高だ。でも、このガチガチに硬くなったのが、そろそろ欲しくてたまらないんじゃないのか?」 力弥の頬が真っ赤に染まる。 「さあ、俺の前でまっすぐ立ちなさい。」 戸惑い気味に立ち上がる力弥。毛皮を巻いた両手は胸の下で固く握られ、ぴたりと閉じた両足の付け根には、案の定、すっかりと勃ち上がったそれが先走りに濡れながら震えている。 「少しも触っていないのに、こんなに濡らして。イヤらしい子だね。何を想像していた?」 必死に首を振る力弥の腰を引き寄せる。自分はソファに座ったまま、付け牙で彼の腰骨のあたりを(なぶ)った。 「ひぁっ!!」 鈴口からまた、雫がぷくりと浮き上がる。 俺は立ち上がると力弥を抱きしめ、マントの中に閉じ込めた。 「これから身体中を牙で嬲って、白い肌にいくつも赤い花を咲かせよう。そしてお前の甘い血をすすりながら、後ろからコレで何度もずぶずぶと突き刺してやる。それからお前が大好きな一番奥に、ココから出る熱いものをたっぷりと注いでやろう。」 力弥の細い指を手に取り、ガチガチに張り詰めた俺の雄に沿わせた。純情で淫らな俺の美しい狼が、蕩けきった顔を上げる。 「ああ、ご主人様……今夜も僕をいっぱい愛して。おかしくなっちゃうくらいに。」 「お前の気が狂うまで、何度でも。」 さあ、夜は始まったばかりだ。 (結構遊んでらっしゃる芳樹さんですが、コスプレイはしたことがないと思いまして…。芳樹さん、楽しんでくれたかな?てへ!)by みやこ
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