132人が本棚に入れています
本棚に追加
『はっ!
なんか、変な夢見た!!』
目が覚め、心臓がバクバク鳴っている。
辺りを見回すと、獅子殿がいた。
『!!』
え、なんで?ここ、どこ?
おじさんの部屋じゃないし、引っ越しした私の部屋?
イヤ、何か違うような??
『ここ、どこ?』
知ってるような気もするけど。
『モエー、目が覚めたのか?
ここは俺の部屋だ。』
『え!なんで?
どうしてライオネスさんの部屋にいるの??』
『俺が連れて来た。
モエーは俺の伴侶になったからな。』
え?伴侶?
そんな事言われた気もするけど、私承諾したことになっているの?
私ヤバイ?
貞操の危機なの?!
『モエー、俺の唯一のツガイである伴侶。
愛してる。
生涯護ると約束するからな。』
うわ~!ど、どうしましょう!
こっちの世界の結婚ってどうなってるの?
事実婚なの?
やっぱり、私は今、危機なの???
『じ、治郎おじさんが帰ってきてから返事したいんですが、、、。』
『大丈夫だ。
ジローには知らせを飛ばしたからもうすぐ戻るぞ。』
『そ、ソウデスカ。』
時間を稼ぎたいんですけど、逃げ道塞がれちゃってます?!
うわ~ん、このままじゃ私、異世界で就職する前に【永久就職】する事になりそうなんですけど?
もっと時間を下さい!!
最初のコメントを投稿しよう!