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『治郎おじさん、私、ここに就職しても良いですか? 働かせて下さい、お願いします。』 『うん、決めたの? こっちは大歓迎だよ!』 『はい、有り難う御座います。 頑張って働きますね。』 『そんなに張り切らなくても大丈夫だよ~。 じゃ、住む部屋は今の所で良いよね。 うーん、明後日一旦帰ろうか。 こっちに住む為の荷造りして持って来ようね。 調味料や食材も沢山持って来なくちゃ! 忙しくなるね~。 これからもモエーのご飯食べれるなんて、嬉しいなあ♪』 うん? 明後日帰れる?? 『おじさん、もしかして、帰れるの?』 『うん。 魔力貯まったよ! 姉さんにも就職決まったって報告出来るね。』 何か、どっと疲れたような気がする。 帰れるのなんてまだまだ先の話なんだって思ってたし。 『何を持ってくるかリスト作っておいた方が良いと思うよ。 料理本も持ってくる? 姉さんのレシピ帳とか、嫁入り道具あったりしてね。』 まあ、とりあえず、着替えとか、お気に入りのシャンプーや化粧品は欠かせないかな。
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