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『ライル、エル、モエーママの所に行こうな。』
俺とモエコの子供が、この双子の
ライル(男)
エル(女)だ。
可愛い二人が生まれてとても嬉しかった!
生まれてしばらくの間、禁欲生活に入ろうとも、嬉しかった!!
医師の許可が出て、さあ、次の子作り!と思った時にモエーのストップが出たとしても、ライルとエルが生まれて嬉しかったとも!!!
『ライオネスくん、子育てが一段落するまでは待ってあげるんだよ。
子供たちが1番、君が2番になっても焼きもちを妬かないようにね。』
ジローに、そう言われてしまった。
愛するモエーの両隣に子供たちが陣どって、俺がモエーに近付けなくても、我慢してきた。
ああ、でも、そろそろこの腕に抱いて眠りたいものだ。
子供たちは可愛いけれど、俺もかまって欲しい。
『パパ、モエーママだよ!』
『ママいたよ~!』
二人でモエーの元へと駆け寄って行く。
家族が出来て、俺はとても幸せだ。
『ライオネスさん、今日はライルとエルをジローおじさんの部屋にお泊まりさせようと思うの。』
『うん?
良いんじゃないか?』
『たまには、二人でゆっくりしませんか?』
、、、それって?!
『え、それって、夜の解禁って奴なのか?!』
『ち、違う!
いえ、違わないけど、違うの!
今日は、お試しお泊まりだから!!
ぐずったら、すぐに帰ってくるから!!』
『うん、大丈夫だとも!
ライルとエルはお利口さんでジローのお部屋にお泊まりできるもんな?』
『『だいじょうぶだよ~!
ママとおとまりのれんしゆうしたもん!!』』
やっぱり、うちの子供たちが一番可愛いな!
そして、奥さんのモエーは世界一愛しい!!
そうとなれば、早速、ジローの元に送り届けなければ!
『ライル、エル、ジローの所に行こうな。』
『ああ、もう!
お泊まりは夜になってからなんですってば!!
聞いてます?ライオネスさんってば~!』
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