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決意の雨後
腕を切りつけられ、痛みにもだえる巨漢。
だが、ミステリマニアとして、かれ以上ない殺人を思いついた以上、もう後には引けなかった。
犯人の足跡はもちろん、片方の被害者の足跡もない事件。
にやりと笑う。
そして、建物の欄干によじ登ると。
「はあああっ!」
目的もに向かって、一直線に飛び降りた。
ぶつかる巨漢と細身。
後は、しっての通り。
※※※
ある雨上がりの日のことである。
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