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第1幕
【背景】昔話
むかし、むかし、そのまたむかし、平和に暮らす国を魔王が襲いました。人々は魔王には勝てず、小さな子供から大きな大人まで、日々苦しみました。
それをみた神様は3人の勇者を選びます。3人の勇者には、それぞれに真っ赤に燃える”赤き炎”である火の力、静かに流れるような”青き水”である水の力、豊かな大地を思わせる”大地の緑”である地の力を授けました。
3人は力を合わせて魔王を倒し、平和を取り戻しました。
【日常】
主人公ブロー・フラムは立ち寄る村や町の小さな相談事や困りごとの解決、魔物退治をする旅人。青き炎の火の力を持ち、また人と違う容姿から時には容姿をからかわれ、嫌われ、魔物扱いをされることすらあった。青き炎は制御できなければ全てを溶かしてしまう。
ブロー・フラムは極力人前で魔法を使わずに剣を使い、旅を続けるが、何故自分は水の力ではなく、色違いの火の力を持ったか悩む。
→ブロー・フラムの「問題」
人と違う力を忌み嫌い、自信が持てない
【事件】
旅をする途中、崖から落ちてきたミラと出会う。気絶をする少女へ追撃しようとする暗殺者に腹を立て、つい助けてしま う。剣だけで守ろうとするが、暗殺者たちから放たれた魔法には勝てず、思わず青き炎を用いる。強力な魔力に敵は退くが、周りの木々は溶けてしまう。
→魔力をうまく使えない自己嫌悪
【決意】
自身の顔も知られ、少女ミラに与するものとしてミラとともに追われる。ミラは気が強い少女で、一度は敵か味方かで口論となり別れるが、敵に襲われて剣だけで応戦、ボロボロになりつつもなんとか切り抜けた姿をミラに見つかり、助けられる。旅をともに行うこととなる。
第2幕
【苦境】
ミラに顔を見せろとせがまれ、人に差別されてきた記憶と嫌われる恐怖から断る。喧嘩となり,互いに気まずい道中となる。
【助け】
山賊に襲われ、ミラの前で初めて青き炎を用いる。初めて「綺麗な魔法」と言われ戸惑いつつも、内心嬉しく感じる。
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