創星児

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「では次はポッセ」 「ふぁーい」  鼻を垂らした神タマが手をかざすと、今度は真っ青な球体が宙に現れた。 「オイラはねー、お魚さんたちがいっぱい住んでる水の惑星を創ったよー」  その星は全てが海に覆われていた。内部は透き通るほど澄んでおり、大小様々な海洋生物が優雅に泳ぎ、至るところに鮮やかな色の珊瑚の森が広がっていた。 「あらステキ。まさにお魚パラダイスね。癒し効果抜群で鑑賞するのにもってこいの星だわ。がんばりましたね」  ポッセは嬉しそうに海の色と同じ青っぱなをすすった。
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