創星児

5/7
前へ
/7ページ
次へ
「次はクピオ」 「はい」  真面目な顔つきの神タマが自信満々に見せた星は、その大部分が緑に覆われていた。 「自分は虫や鳥や獣、様々な生き物が共存する森の惑星を創りました」 「あらまあ素晴らしいわ。ありとあらゆる命が自然の中に生きている。これこそ楽園と呼ぶに相応しいわぁ。ハナマルよクピオ」  女神からハナマルを貰いドヤ顔を振り撒くクピオに、隣の神タマがそっぽを向いて鼻を鳴らした。
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加