【悪魔が書いた超・短編小説】

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『実はっ!! 私は…悪魔なんかじゃないのであーる!普通の一般人なのであーる!いやぁ、スマンスマン!』 …は、はいっ? 『私は! この「悪魔呼び出しサイト」にログインした人間をからかって楽しんでる、ただのヒマジンなのであーる! 付き合ってくれて、かたじけないでござるっ!ござるござるっ! それでは!サラバであーる!』 と!悪魔(?)は! そう言うやいなや!画面から突然パッと消え失せてしまった!! 「………」 俺は… 真っ暗なパソコン画面の前で、固まってしまっていた…。 今のは… 何だったんだ? 「うーむ…。 まあ、そういう事だったのだな…。道理で変だな。と、思ったんだよ」 それならそれで、 『ヨシ』とするか。 タダでアイディアを貰えた事だし…。 それにしても… ネットの世界には、いろんな人が、いるもんだなぁ。 でも… こちらの声が聞こえたり、こちらのプリンターを自由に作動させたり… これって、めちゃめちゃ高度な技術なのでは? ある意味、物凄く怖いじゃないか…。 …いずれにしても、 寿命を一年分、取られなくて良かった良かった… なぁーんて(笑) 一瞬、本当に覚悟しちまったぜ(笑) さてと! アイディアも貰えた事だし! 早速、ホラー短編小説の執筆に取りかかるとしますかね! 目指すは! 夢の『印税生活』! よぉーし! 頑張るぞぉーっ!! 俺は、相変わらずあちこちガタが来ているパソコンを『だましだまし』使い始めた。 (ま、何度も言うけど自分のパソコンじゃないから、文句は言えないけどね。笑)
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