おしおき

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それは排泄を見せろと言っているのと同義で。そんな恥ずかしい様を見せたくない気持ちと、若しもこうやっている間にも中で球同士がぶつかって傷でも入って中身が出てしまったらという気持ちでぐちゃぐちゃになる。 クロード様はそんな俺の気持ちを知ってか知らずか、俺の下腹部を撫でたかと思ったらそっと押した。 そんな事をしたら中で割れてしまうかもしれない。 仕方が無く、ベッドにうずくまった体制のまま、下腹部に力を入れる。 ぶぽっ、ぶぽぽ。 耳を塞ぎたくなるような、恥ずかしい音を立てながら、球は俺の中から出て行く。 恥ずかしさなのか、排出による生理的なものなのか俺自身よくわからないけれど、涙が止まらない。 「んくぅっ、出なっ…、あくぅッ…、出てこないぃっ。」 ほとんどがベッドの上に出てきたのだけれど、まだいくつか体内に残っているのが感覚で分かる。 力を入れても出てこない。 「ノア、お尻の穴パクパクしてるぞ。」 クロード様に言われ、忘れようとした羞恥心に火が付く。 そっと穴のふちを撫でられると思わず身震いした。 「誘っているのか?」 「ち、ちがっ――」 俺の言葉を遮るように、クロード様はズボンの前をくつろげて、いきり立つ怒張を取り出す。 いつも、俺を気持ちよくしてくれるものだとは分かっているけれど、今日は事情が違う。 まだ中にいくつか球が残っているのだ。 こんな状況で入れられてしまったらどうなるか分からない。     
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